sealion.exblog.jp                 だだ漏れで永遠のβ
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紛争が始まった日、市民は市街地の自宅を出て
川沿いに山の方角に逃げた。
その時はまだ、家族や友人とまとまって逃げる余裕があった。
学校にいた自分は先生や級友たちと一緒に逃げていたが、そのうち皆ちりぢりになり気づくと私と先生だけになっていた。
里山が近くなり土地も平坦ではなく丘を超えることが多くなってきたため
この先、山になりさらに道が厳しくなるだろうから
離れ離れにならぬよう手をつなぐことにした。
老齢の先生は生徒と手は繋げないと最初嫌がったが
足元が不安なのかしぶしぶ私の手をとった。
流れの急な川まで来た時、前から顔見知りのお姉さんが走ってきて「この先へは行けないから」と木製の棒のようなものを先生の頭にあてて引き金をひいた。
他にも武器を手にした戦闘員が何人もいたが、どの人も普通の市民にしか見えず、同じ仲間同士のような人たちが目の前で殺されて川の流れに落ちていくのを見ても、モヤのかかった遠くの出来事のように感じていた。
五寸釘を装填した銃のようなものを私の頭にあて打とうとしたから、泣きながら「打たないで!」と懇願した。
粗末な銃は故障したらしく引き金を引いても釘は出ず私は助かり、さらに山を目指して走って行く。

という夢

なぜかあまり怖い気がしなかった。
戦争は仲間でも容易に敵になりうることを感じて薄ら寒くなった。
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by hinoki_21 | 2013-10-03 07:26 | 未分類
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